当社の伸縮継手は豊富な経験と優れた技術から生まれた、多種多様の用途に応ずる金属製及び非金属製伸縮継手でせす。主として、製鉄所、セメント工場、石油化学工場、発電所、製紙工場、公害防止関係設備、ごみ焼却場等の空気ダクト、排ガスダクト及び集塵装置のダクトにおける熱膨張取付誤差、振動等を吸収しダクトラインおよび機器の保護目的として開発されたものです。

非金属伸縮継手 -ベローエース-

非金属伸縮継手の製作機種

  1. ベローエース(MAX.1200℃)
  2. 耐熱カーテン(MAX.1200℃)
  3. パイプの断熱カバー
  4. 保温、断熱シート
  5. オイルフェンス(合成ゴム、テフロン製)
  6. 防音シート(鉛入合成ゴム)
  7. 振動篩振動スクリーン用シュート

特長

○たて・よこ方向のズレを一度に吸収する。
○小さな力で大きなズレを吸収する。
○軽量で取り扱いが簡単。(メタルベローの1/4位)
○アンカー、サポートの数が節約できる。
○各種形状のものが製作でき、また寸法に際限がない。
○テフロン®︎を使用しているため、あらゆる流体に使用できる。
○1200℃まで使用できる。
○内部流体の漏れがない。
○屋外に使用しても、長期間材質の劣化がない。
○ダストの付着による、伸縮量の低下がない。
○フレアータイプのため、フランジが内部流体に侵されない。
○価格が安い。(メタルベローに比較)

用途

○石油化学工業

ボイラー、工業用炉のダクト系統。

○治金工業

製鉄、製鋼プラントなどの排ガス系統。製精錬プラントの換気系統。焼結炉の排気系統。

○セメント工業

キルンの熱膨張吸収、集じん、ばいじん処理装置および配管系統。

○原子力発電所

換気装置、配管系統。

○火力発電所

ボイラー、ガスタービンの排気系統。排煙脱硫装置、排ガス系統。

○船舶

ボイラー、ディーゼルエンジンの排気系統。

○廃棄物処理装置

焼却炉の吸排気配管系統。

○一般化学工業

排ガス、集じん処理系統。配管系統、排煙脱硫装置の吸排ガス系統。

基本形状

目的、伸縮量、流体、口径、温度、価格等の条件により伸縮継手の断面形状は基本として下図各種の中から選定されます。
#000#000
#100#100
#210#210
#310#310
#410#410
#520#520

材料の選定

ベローエースは繊維織物の表面に高分子材料を特殊加工したシートをブーツ状に成形し、各種用途に秀れた性能を発揮しています。 ベローエース用ブーツは多種用意しており、用途に応じた材料を選定いたします。

1.一般用 ネオプレン、ハイパロン、PVC
ブチルゴム、ニトリルゴム、EPT
2.難燃用 ネオプレン、ハイパロン、PVC
ALGクロス
3.不燃用 ガラスクロス、ステンレスクロス、セラミッククロス
4.高温用 シリコンゴム、バイトン、テフロン
5.耐薬品用 シリコンゴム、バイトンテフロン
6.超高温用 セラミック、BXT、KNT
カオウール

金属製伸縮管継手 -ベローエース-

温度変化に伴う管の膨張収縮を調整する為に伸縮管継手が必要であり、伸縮管継手を正しく作動させる為には、伸縮量の大小、固定点の強度、流体の種類、流体の圧力、伸縮の繰り返し回数、振動の状態等を十分に検討することが必要であります。

ベローズ

伸縮継手の主要ベローズ部は計器用、水道用の小口径は銅系統の材料を使用し、高温、高圧用、一般用としては18-8系ステンレス鋼板を使用します。
一般用18-8系ステンレス製ベローズの製作は下記工程によります。

  1. 板材をシリンダ状(円筒)に巻いて長手方向の溶接を行い素管とする。
  2. 液圧成形またはロール成形によるヒダ加工。
  3. 溶接、加工等による残留応力除去の焼鈍を行ない安定したオーステナイト組織とする。
  4. 酸洗処理をする。

ベローズの標準形式

呼称口径 端管 ベローズ
A B 外径(D) 内径(d) 外径(D) 高さ(h) 肉厚(t) ピッチ(P) 伸縮
100 4 114.3 114 155 20 1.0 20 2.9
125 5 139.8 140 194 27 1.0 27 4.4
150 6 165.2 165 225 30 1.0 30 5.5
200 8 216.3 216 296 40 1.5 40 7.5
250 10 267.4 267 367 50 1.5 45 12
300 12 318.5 318 418 50 1.5 45 12
350 14 355.6 356 456 50 1.5 45 12
400 16 406.4 406 526 60 2.0 54 13
450 18 457.4 457 577 60 2.0 54 13
500 20 508.0 508 628 60 2.0 54 13
600 24 609.6 610 730 60 2.0 54 13
700 28 711.2 712 832 60 2.0 54 13
800 32 812.8 813 943 65 2.0 59 13
1000 40 1016 1016 1166 75 2.0 68 20
1500 60 1524 1524 1674 75 2.0 68 20
2000 80 2020 2020 2220 100 2.0 80 35


計算式 (THE M.W.KELLOGGによる)
計算式 (THE M.W.KELLOGGによる)

ベローズの強度基準

ベローズの強度に対する基準は、一般の構造機械機器の如く安全係数を3~4とする許容応力にて設計を行わず、時間強度にて設計(ベローズに内圧が加わり運動する場合に発生する応力は、降伏点以上になるのは一般であって応力が材料の降伏点を越えてもひずみの増加と共に塑形変形を行うので、直ちに破壊はしないことによるサイクル疲労を考慮する設計)を行います。
本基準は経済性を重んじた世界共通の傾向であります。
しかし、振動吸収用の如く変位の繰返しが多い個所に使用する継手は、疲労限度内とします。すなわち基準を下記の如くしております。

  1. 一般配管用の継手は時間強度・・・10年間に実用に繰返す回数の10倍、7000~10000回のいずれか少ない回数
  2. 振動吸収用の継手は疲労限度内

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